2020年6月8日

サイハイラン/廃屋近くの2株/06.08


万葉集 巻第七 雨を詠む

1090我妹子わぎもこ赤裳あかもすそのひづちなむ
今日の小雨こさめにわれさへれな

作者未詳

桜井満は「いとしい人の赤い裳の裾がきっと泥でよごれるであろう。この今日の小雨に私も濡れよう」と意訳しています。
泥跳ねが赤裳の裾に付いちゃったかしらと裳裾を持ち上げている、いとしい人…白い素足がばっちり見えます。よし、雨の中を歩いてはかまん中を見せちゃるばい。
て、ふんなわけないよね。


普通は一枚の長い葉がちょっと離れて出ています。が、わずかな時間しか陽が射し込まない薄暗いところがほとんどです。なんか、生育に必要な養分を光合成以外に菌類からも得て生きているとか。で、そろそろクモキリソウも出る頃ですね。こっちも薄暗いところがほとんどです。探しづらいお方たちです。(^-^)

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