2020年6月20日

アカメガシワの雌株

山部宿禰赤人の作る歌 短歌を併せたり

923やすみしし わご大王おおきみの 高知らす 吉野の宮は たたなづく 青垣隠あをかきごもり 川波の 清き河内かふちぞ 春べは 花咲きををり 秋されば 霧立ち渡る その山の いやますますに この川の 絶ゆることなく ももしきの 大宮人おおみやひとは 常に通はむ

反歌二首

924み吉野の象山きさやま木末こぬれには ここだも騒く鳥の声かも

925ぬばたまののふけゆけば 久木ひさぎふる清き川原に 千鳥しば鳴く

6月14日に河原で赤芽槲アカメガシワの雄株を撮りブログしました。で、快晴の20日でした。田植えが終わった水田を撮ってて赤芽槲に気付きました。去年までは雄株もありました。が、刈られちゃって、いまは小さい雌株だけです。(^-^)

久木ヒサギが赤芽槲の古名だとか… 万葉集には4首あります。巻第6から山部赤人の宮廷賛美歌を3首載せました。久木のある925だけでよかったんだけどね。(^-^)

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