2020年6月20日

ネジバナ/嬥歌会


筑波嶺つくばねに登りて嬥歌会かがひをする日に作る歌

短歌を併せたり

1759わしの住む 筑波の山の 裳羽服津もはきつの その津の上に あどもひて 娘子壮士をとめをとこの 行きつどひ かがふ嬥歌かがひ人妻ひとづままじはらむ が妻に 人も言問ことどへ この山を うしはくかみの 昔より いさめぬ行事わざぞ 今日のみは めぐしもな見そ こととがむな

嬥歌は東の俗語に賀我比かがひ

反 歌

1760の神に雲立のぼり 時雨しぐれふり れ通るとも われ帰らめや

右の件の歌は高橋連蟲麻呂の歌集の中に出づ

今季、初撮りの捩花です。いつもより遅いけど、まぁ、芒種の内なんで… (^-^)

捩花は日本全土に分布しているようで花期は6月~7月だとか。が、立秋過ぎにも咲いて秋捩花アキネジバナとよんだりします。

万葉集から「嬥歌会かがひをする日に作る歌」です。牛掃うしはく神は喜んでくれただろうか… (^-^)

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