2019年12月22日

縄文晩期の土偶たち

冬至の日・十二月二十二日に藤岡歴史館へ行ってきました。隣町にある群馬歴博で九月二十八日から「ハート形土偶大集合」てな企画展をやっていて、ここの土偶たちも、そこへ参加していたようです。十二月一日で企画展は終わってます。で、撮っとこうと行ったんだと。九月十一日に歴史館で撮った3枚です。企画展のポスターやデッサン画、それに「貸し出し中」のメモ書きなども…


秋分 9月28日。東吾妻町郷原出土のハート形土偶が65年ぶりの里帰り… 撮りに行きました。前回の「あつまれ群馬のはにわたち」は写真できましたが、今回は撮影禁止… 残念無念。もともと撮れないことのほうが多い博物館です。確認してから行くべきでした。ふんなで落胆し放心状態。ふらふら歩いただけ。爆発おじさんの大写真があったかな、くらいしか憶えてません。

あっ、あと、風張かざはりいち遺跡から出土した合掌土偶が展示されてたかもしれません。本物なら国宝です。青森県HP縄文土偶図鑑「ド・グウ」を作成しましたからPDFが入手でき、3頁目に合掌土偶が載ってます。
てなことで高い散歩料を払っちゃった企画展でしたとさ。・°°・(;>_<;)・°°・。

その後、庭園でブロンズの馬や白樫のドングリなどを撮りました。で、思ったんです、歴史館に戻った土偶たちをブログしとこうと…

12月22日は冬至。まず藤岡歴史館へ… 貸し出された土偶たちはすでに戻っていました。
土偶たちを撮りたいんですが? はい、どうぞ。(^-^)
挨拶してから10ショットほど。で、発掘資料は読めますか? いや、担当者が休みで…
ツキイチ通いしている歴史館です。土偶たちのことは資料を読んでからにします。
で、和楽Webの土偶は縄文人の雛人形?謎しかないその正体に迫る!をリンクしときます。

↓22日のパチリから3枚あげときました。( ̄ー+ ̄)
あっ、タップでポップアップしピンチで拡大表示します。

2019年12月19日

雨ニモマケズ 宮澤賢治

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフモノニ ワタシハナリタイ
南無無辺行菩薩 南無上行菩薩 南無多宝如来
南無妙法蓮華経 南無釈迦牟尼仏 南無浄行菩薩
南無安立行菩薩

インターネット図書館「青空文庫」からダウンロードしたファイルを縦書き1頁に納めるべく手を入れ昨夕にアップしました。
目覚め一発で覗いたら、なんか読みずらい… で、明朝体フォントに替えて、あれやこれやと3時間… またメシ抜きばい。(^-^)
XMLへのリンクです。雨ニモマケズ タップすれば読めます。

2019年12月16日

八隅知之… 45-49 巻一 万葉集

軽皇子かるのみこ安騎あきに宿りましし時、柿本朝臣人麻呂の作る歌

45やすみしし わが大王おおきみ 高照らす 日の皇子みこ かむながら かむさびせすと 太敷ふとしかす 都を置きて 隠口こもりく泊瀬はつせの山は 真木まき立つ 荒き山道やまぢいわが根 禁樹さへき押しなべ 坂鳥さかとりの 朝越えまして 玉かぎる 夕さり来れば み雪降る 安騎あきの大野に 旗薄はたすすき 小竹しのを押しなべ 草枕 旅宿たびやどりせす いにしへ思ひて

短 歌

46安騎あきの野に宿やどる旅人 うちなびらめやもいにしへ思ふに

47くさ刈る荒野あらのにはあれど 黄葉もみちばの過ぎにし君が形見かたみとぞ

48ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ

49日並皇子ひなみしのみこみことの 馬めて御狩みかり立たしし時は来向きむか

新たな4テラHDを画像倉庫にしようと作業してました。800GBの転送です。メッセージどおり、まる1日かかりました。ついでに8インチタブレットの写真を整理して20GBの空きをつくりました。が、こっちは手順前後しちゃったせいか、まだ終わりません。LTEからWifiに切り替えるとアップロードインジケータが点滅しちゃって電池の減りが早いです。ふんなでパチリなし。AC電源をタブレットに繋いだままブログしてました。(^-^)

巻第一の45-49は一つの詩のようによめます。で、5首、あげときました。でね、「あづまのけぶりのてるところて かへりみすればつきかたぶきぬ」と、よまれていたのを「ひむがしの 野炎のにかぎろひの 立所見而たつみえて 反見為者かえりみすれば 月西渡つきかたぶきぬ」と、よんだのは賀茂真淵かものまぶちだとか。際立って美しいかなと…

あっ、12月1日に桜山でパチってきた旗ススキを貼っときましたとさ。(´ー`) ウフフ

2019年12月10日

3つの日本語ウェブフォント

日本語ウェブフォントを3つ使って、いろはを書きました。まず、ひらがなの四行書きです。

いろはにほへとちりぬるを
わかよたれそつねならむ
うゐのおくやまけふこえて
あさきゆめみしゑひもせす

よく目にする漢字混じりのルビ付き四行文です。

いろはにほへとりぬるを
我が世だれぞつねならむ
有為うい奥山おくやま今日えて
あさゆめ見じひもせず

古来からの七行書き。くつに止加那久天之須が…
篠原央憲は「いろは歌の謎」でとがなくて死す、と…

以呂波耳本へ
千利奴流乎和
餘多連曽津祢
良牟有為能於
耶万計不己衣
阿佐伎喩女美
恵比毛勢

2019/12/21 タブレット版 FireFox だと読み込みが遅すぎます。ひらがなフォントを削除して明朝体フォントで代用。
2020/06/01 明朝体フォントをゴシック体フォントへ変更。

2019年12月8日

わが里に… 103,104 巻二 万葉集


天皇、藤原夫人ふぢはらのぶにんに賜う御歌一首

103わが里に大雪おおゆき降れり 大原のりにし里にふらまくはのち

藤原夫人のあはまつる歌一首

104わが丘のおかみに言ひて降らしめし雪のくだけし そこに散りけむ

ファミレスで和楽webをちょい覗き。たら、6日付けで「季語が縄文人の声を届ける!月に惹かれ蝶を嫌った、古代日本人の自然観とは?」が、あがってました。

まん中あたりに「桜の花は稲の花の象徴だった?」とあり「万葉集には雪を介した唱和の歌が…」で、たぶんこれだろうと二首あげ、ついでに意訳も… (´ー`) ウフフ

2/103 天武天皇 わが里には、いま大雪が降ってるぞ。めでたいこっちゃ。あなたのいる大原に降るのはまだ後だよ

2/104 藤原夫人 私が住む丘の竜神に言いつけて降らせた雪のかけらがそちらに散ったんでしょう

あっ、月はファミレス帰りです。12/08 26:34 上州藤岡

2019年12月6日

カルガモ(軽鴨)11.25


十一月二十二日が小雪しょうせつ、明日十二月七日から大雪たいせつです。小雪のうちにと写真だけあげときました。以下、追記。

二十五日に神流川かんながわ橋の上から、群れていた水鳥を撮りました。大神場おおかんばや竹沼でも見ているお馴染みさんです。が、名を思い出せ無いままツイートしちゃいました。たらね、小雪のある日、カルガモとポップアップがありました。

いくつかのインターネット図鑑を見てカルガモでよし。軽鴨かるがもなら狸んでは留鳥りゅうちょうです。どうりで日本野鳥の会群馬の初認情報にないわけです。さらにウィキペディアには「和名は軽の池で夏季でも見られた鴨に由来する」と。

うん、軽の池、、、鴨、、、あっ、あれだ、あの、艶っぽい万葉歌だ、、、

万葉集巻第三譬喩ひゆ紀皇女きのひめみこ御歌みうた一首

390かるの池の浦廻うらみる鴨すらに
玉藻たまもの上にひとりなくに

軽池之 汭廻徃轉留 鴨尚尓
玉藻乃於丹 獨宿名久二

2019年12月5日

コナラ(小楢)

12.05 コナラ(小楢) 12.05 コナラ(小楢) 12.05 コナラ(小楢) 12.05 コナラ(小楢)

三波川さんばがわ帰りの3日、此処で野路菫のじすみれを数株撮り、うち3輪をツイートしました。で、翌4日でした。モニターしてたら小菫コスミレっぽく見えた1輪がありました。もう、上弦の月が昇ってくるし、すみれを再観察しとこう、とやって来ました。(^-^)

狭く開いた側弁そくべん花茎かけいの毛。きょは太めだけど野路菫でいいかなと… で、上弦の月と小楢コナラを撮りました。ただ、もう陰っちゃってて褐葉かつようは晴れで撮らな… と、帰ってきました。ヽ(。_°)ノ

5日です。たっぷりの陽射しで風もおだやか… 小楢の褐葉が青空に映えて美しい景色でした。パチリ、またパチリと切り通しの小楢を20ショット。さらに山道から沢沿いに下りて20ショット。小楢だけで40ショットしてきました。あと、クヌギ野田藤ノダフジ黄葉こうようケヤキの落ち葉なんかも撮ってます。ふんなで、5日の写真は何回かに分けてアップしますとさ。(`ー´〃)

2019年12月1日

桜山まつり

12.01 夕暮れの桜山 12.01 夕暮れの桜山 12.01 夕暮れの桜山
12.01 桜山公園 12.01 桜山公園 12.01 桜山公園

毎年12月1日が桜山まつりです。今年は日曜日と重なったせいか大勢の人出でした。で、ほぼ満車。路駐しちゃったと… 2枚目に駐車場辺りをパチったのを貼っときました。(^-^)

雑草たちを撮り始めた頃に桜山まつりに来た憶えがあります。三波川さんばがわ冬桜は咲いていなくて冬桜(十月桜)と御荷鉾山みかぼやまを撮っただけ… 冬桜のところをちょい歩きしただけだったのかも。

駐車場に隣接して食堂が数軒あります。が、とっちゃなげ汁はイベント広場です。池を右に見て歩き始めました。で、展望広場手前の三波川冬桜を撮るつもりでした。が、スマホ撮りの人たちが三波川冬桜より多くて写真するのは無理。しょうがなくスナップショット風に… (^-^)

小楢こなら褐葉かつようや冬もみじ、御荷鉾山てなとこを撮りつつ、登ったり下ったして、ようやくイベント広場に着きました。観光大使湯原昌幸ゆはらまさゆき氏の歌謡ショーはすでに始まってました。

Qとっちゃなげ汁は… Aもう終わりです。
予想以上の人出だったようです (^_-)☆
お祭りです。大勢の人が来てくれて冬桜たちも喜んでいるかのようでした。で、歌声を入れた10秒動画をツイートしたんさ。こっちは御荷鉾山と小楢の褐葉が写っている動画です。
一度だけの人生と 誰もが口にするけれど 悔やんじゃいな… さくら さくら 冬ざくら… (^^♪

12.01 冬桜(十月桜) 12.01 冬桜(十月桜) 12.01 冬桜(十月桜)

とっちゃなげ汁は幻のまま… 次に冬すみれを探しました。いたいた立坪菫たちつぼすみれ、こっちは小菫こすみれと居ることは居るんですが葉だけで花はなし… で、冬もみぢや蝋梅ロウバイ黄葉こうようなど撮りながら戻ってきました。最後に十月桜ジュウガツザクラを撮り、日向ひなたから夕暮れの桜山を撮って帰宅しましたとさ。(^-^)

2019年11月30日

初冬の枇杷


風天ふうてんさまへイチョウを見に寄りました。たら、まだ青々としてて… それに鳥居がなくなっちゃってて… が、気を取り直して欅の褐葉ば撮ってきたんさ。

2019年11月29日

晩秋の欅 11.25

11.25 金鑚かなさな神社の参道でパチったけやき。まだ褐葉かつようを残していました。

2019年11月27日

晩秋のヒヨドリジョウゴ 11.24


鵯上戸ひよどりじょうごを4枚です。24日に神体山御室ヶ獄みむろがたけでパチったと… て、国道端だけどね。(^-^)
で、似ているのが幾つかあって悩ましいお方です。ヨリも、ヒキもあげときました。タブレットでも lightBox が効いてて、写真タップでポップアップします。あっ、あと、ピンチで拡大もできます。鵯上戸の葉や、まだ緑色の実も写ってます。拡大して探してみるのもよいかも…

日付をフォルダー名にしてその日の写真を保存しています。2、3日なら、あれとこれとそれ、と憶えてます。が、けやき褐葉かつようを撮ったんだけど、どのフォルダーだっけ… となるとかなりの手間です。

で、今はツイッターのプロフィールから投稿をたどってフォルダー名を得ています。1日4回としても1ヶ月なら120記事です。旧式の7インチタブレットだと途中終了しちゃいます。常時携行の8インチタブレットは4G LTEなんで通信量が気になります。

ふんなで、ブログのラベルに「撮影日誌」を追加して、日付と何を撮ったかを記事にしとけばいいかなと… さっそくやってみます。( ̄^ ̄)

2019年11月26日

玉藻よし… 220-222 巻二 万葉集

讃岐さぬき狭岑島さみねのしまに、石の中にみまかれる人をて、柿本朝臣人麻呂の作る歌一首 短歌を併せたり

220玉藻たまもよし 讃岐の国は くにからか 見れどもかぬ かむからか ここだたふと天地あめつち 日月ひつきとともに りゆかむ かみ御面みおもぎ来たる 那珂なか水門みなとゆ 船浮けて れば 時風ときつかぜ 雲居くもゐに吹くに 沖見れば とゐ波立ち 見れば 白波しらなみ騒く 鯨魚いさな取り 海をかしこみ 行く船の かじ引きりて をちこちの 島は多けど 名ぐはし 狭岑さみねの島の 荒磯面ありそもいほりて見れば 波のしげき浜辺を 敷栲しきたへの 枕になして 荒床あらどこに ころす君が 家知らば 行きても告げむ 妻知らば はましを 玉桙たまほこの 道だに知らず おほほしく 待ちか恋ふらむ はしきつまらは

反歌二首

221妻もあらばみてげまし 沙弥さみやま野ののうはぎ過ぎにけらずや

222沖つ波来寄る荒礒ありそ敷栲しきたへの枕とまきてせる君かも

2019年11月24日

晩秋の多宝塔(金鑚神社)


3枚あげて慌てて日帰り温泉ば行きました。て、いつの頃からだったか22時閉館になってる金井の湯です。晩秋の霧雨に濡れちゃって、正味1時間は欲しいなと…(^-^)

多宝塔は仏教由来です。が、ここに来るまでに鳥居を2つくぐりました。此処、金鑚神社の境内です。でね、室町時代後期の天文三(1534)年に丹党の豪族阿保弾正全隆が子孫の繁栄を祈って多宝塔を建立したとか、神川町のホームページにありました。心柱に「天文三甲 午八月晦日、大檀那阿保弾正全隆」と墨書があります。右側の写真がそれです。戦国の覇者織田信長は1534年6月23日生まれです。金鑚神社多宝塔は2ヶ月ほど弟さんですね。(^・^;) ??

で、阿保弾正全隆を調べました。武蔵七党「横山党、猪俣党、児玉党、村山党、野与党、丹党(丹治党)、西党(西野党)、綴党、私市党。これだと九党だけど…」の丹党(丹治党)安保氏の第十二代、安保泰広なのかも… あっ、たぶん ヽ(。_°)ノ ?

もうひとつ、阿保丹 荘とはどの辺りなのかと地名から探ってみました。神川町に元阿保てぇ大字があります。明治二十二年の合併で元阿保村は丹荘村の一部となり大字元阿保へ… この辺りが阿保郷だったようです。さらに、丹荘はJRに丹荘駅として名が残っています。(^-^)

2019年11月23日

天地の… 317&318 巻第三 万葉集

山部宿禰赤人やまべのすくねあかひと不尽山ふじのやままつる歌一首

短歌を併せたり

317天地あめつちわかれし時ゆ かむさびて 高くたふと駿河するがなる 富士ふじ高嶺たかねあまの原 け見れば 渡る日の かげかくらひ 照る月の 光も見えず 白雲しらくもも い行きはばかり ときじくぞ 雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 富士の高嶺は

反 歌

318田子たごうら
うちでて見れば
真白ましろにぞ
富士の高嶺に雪はりける

2019年11月20日

ヤドリギ&五百年欅


木枯らし1号になりそうな風でした。がね、食べ終わったら、おだやかな風に変わりました。なら、イチョウじゃと板倉のお不動さまんとこへ往きました。ここ、石段脇で五百年欅が生きてます。枝を四方八方へ伸ばし幹は空洞てな異形の欅です。風で折れた枝が落下し参拝の方を直撃てなこともあるようです。で、たしか芒種の頃だったと思うんですが、枝を切り詰めて、じつにサッパリとした姿になってます。

2019年11月19日

クヌギ 11.19 庚申山


さっき(14:34)撮ってきたクヌギです。褐葉より黄葉てぇ感じでした。(^-^)