2026年6月12日

ムラサキシキブ 06.11 高山

ムラサキシキブ

曇り時々雨の真夏日予報でした。昼過ぎに雷鳴が轟きました。雷雨になるかと思ったけど音だけで雨は降らず終い。耐震改修が終わった牛秣うしまぐさ貯水池は満水に程遠く田植えが心配です。ふんなこって、6月11日に廃道で撮ったムラサキシキブ「紫式部」の花です。ちょっと前にヤブムラサキ「藪紫」を撮りました。比較しつつ書いてみます。

ムラサキシキブ ムラサキシキブ「紫式部」/三河の植物観察 mikawanoyasou.org
紫式部ムラサキシキブは秋の紫の実が美しい在来の落葉低木です。藪紫ヤブムラサキよりも多くの花を咲かせ実もたくさん稔ります。と云っても近縁のコムラサキ「小紫」ほどは稔りません。で、小紫コムラサキは紫式部の名で販売されることもあるようで、、

藪紫は多毛ですが紫式部は無毛のように見えます。花を葉の基部に下向きにつける藪紫ですが、紫式部は“葉の基部に集散花序を上向きにつけ、淡紫色の花を多数つける。花冠は長さ3~5㎜、短い筒部があり、先が4裂する。雄しべ4個、雌しべ1個ともに花冠の外へ長く突き出る。柱頭は2裂”とか…
最後に姿です。花が葉の上に見えています。葉の下に潜って撮った藪紫より楽でした (^-^)

2026年6月11日

ヤブムラサキ 06.11 高山

ヤブムラサキ

雑節の入梅です。“暦の上で梅雨の季節に入る日を指します。太陽の黄経が80度に達する日とされ、毎年6月11日頃にあたります。実際の気象庁の梅雨入りつゆいりとは異なり、農作業の目安として定められた日本の伝統的な暦日です”by Gemini「ジェミニ」。

高山でキササゲ、ヤブムラサキ「藪紫」、スイカズラ「吸葛」、山アジサイをパチリと。牛秣うしまぐさの廃道でムラサキシキブ「紫式部」、オオシロモンセセリ「大白紋挵」を撮って帰ってきました。あっ、途中、三本木さんぼぎで、たわわに稔っていた黄梅も撮りました。エックスは4ポストでした。

ヤブムラサキ ヤブムラサキ「藪紫」/三河の植物観察 mikawanoyasou.org
秋分の頃になれば紫に色づいた実が見られます。ただ、ムラサキシキブ「紫式部」より実の数が少なくてヤブムラサキと気付きます。花が少ないんで実も少ないヤブムラサキです。

花については“花は葉の下につき、小さな紅紫色の集散花序。花冠は筒部が短く、先が4裂する。雄しべ4個、雌しべ1個。萼は4深裂する”とか。要点を簡潔に書いてますね。あっ、黄色が雄蕊オシベで白が雌蕊メシベです。たぶん (^-^)

2026年6月9日

ホタルブクロ 06.09 高山

ホタルブクロ ホタルブクロ

曇りで真夏日予報。3日ぶりにパチリしてきました。まず、庚申山で赤芽柏アカメガシワの雄花を撮り、さらに下って栗の雄花、雌花、立葵と撮り、コンビニで食糧を調達して、食べながら高山まで走りました。サブ機でキササゲを多写し上組まで移動しました。たらね、ホタルブクロ「蛍袋」が10株ほど咲いてました。さらに椚山くぬぎやまへ移動し、日本ヤマナシを撮って、キササゲの処まで戻りました。で、キササゲの高木を数ショットして帰ってきました。写真するって楽しいね (^-^)

ホタルブクロ ホタルブクロ「蛍袋」/三河の植物観察 mikawanoyasou.org
ホタルブクロは日本全土で見られる在来種です。東北地方南部から奈良県まではヤマホタルブクロ「山蛍袋」も分布しているとか。観察者からは萼片がくへんが反り返っているから蛍袋、盛り上がってるだけだから山蛍袋とか聞きます。

撮ってるだけの狸君です。撮り始めると萼片の形など忘れちゃいます。今日もこの角度なら萼片が写るだろうで撮ってきました。いま見たら萼片が反り返っていたんで蛍袋ホタルブクロでした。がね、三河の植物観察さんは“変種のヤマホタルブクロは萼に毛がなく、萼片の付属体がなく、湾入部分がふくらむだけ”と書いてます。ヤマホタルブクロを撮ったら、ガクが無毛で反り返りなし、山蛍袋ですと…

「ホタルブクロ 花の色」で検索したら“白、淡い紅紫色、濃い紅紫色、紫色”が一般的とか。狸地域の蛍袋は山野では紅紫色の花が普通です。珍しく白い花を見たんで左上のサムネイルに使いました。庭先の蛍袋は白花が普通です。梅雨の晴れ間を狙って山蛍袋探し、できるかな、、、

2026年6月6日

ハルユキノシタ 06.06 高山

ハルユキノシタ ハルユキノシタ

曇り時々晴れの夏日予報でしたが、午後から晴れ間が連続し最高気温25℃で真夏日となりました
二十四節気は今日から芒種ですね。麦の収穫に田植えの準備とテンテコマイ。土日メインの近代農業です。降らないでよかったです。で、昨日、県道端でチラ視したハルユキノシタ狙いで高山に往きました。胡桃の下にハルユキノシタが50株ほど群生しています。撮りやすい株の前に座り込んでパシャリ、パシャリとやってきました。以下に見た感じをメモしときます (^-^)

ハルユキノシタ

ハルユキノシタ ハルユキノシタは長方形の集散花序になります。トップ画像の右側を見てください。上の3枚の小さな花弁は白色で基部よりに黄色の斑が2つあります。葉は緑で白の斑紋がありました。

ユキノシタ

ユキノシタ ユキノシタは三角形をした円錐花序になることが多いです。3枚の花弁は桃色で濃紅色の斑があります。葉は赤みを帯びることが多いですが、今回のハルユキノシタの葉のようなタイプも見かけます。

2026年6月5日

サワギク「沢菊」/06.05 高山

サワギク
サワギク

曇り時々晴れで夏日予報でした。昨日はブログに係りっきりでへのポストもなし。キササゲの様子を見て、なんかパチったらポストしようと高山へ行きました。たらね、キササゲ、ウリノキ、サワギク、ウシハコベ、ハナイカダと撮り、サブ機でクサイチゴ、ウワミズザクラも撮っちゃいました。で、最後にマタタビの両性花が撮れました。しかもカノコガのおまけつき…

あっ、サワギク「沢菊」でした。薄暗い林縁でヒマワリのような小さい花を咲かせるお方です。別名のボロギク「襤褸菊」は、花が終わった後にできる種子(痩果)につく白い綿毛(冠毛)がボロ「襤褸」に見えるからだとか。また、やや黒味を帯びた羽状に深裂する葉も魅力的です。花よし、葉よし、姿よし、、、(^-^)

2026年6月1日

キササゲ 06.01 高山

キササゲ

キササゲ 月が改まって今日から6月です。予報を覗いたら晴れで真夏日となっていました。で、キササゲを見とこうと三名川沿いを走りました。昨日の帰りに河原に住み着いている3メートルほどの若いキササゲを見ていて、花の感じが写せるかなと、、、

キササゲ「木大角豆」は大陸原産の史前帰化種です。別名もカミナリササゲ、カワギリ、ヒサギ等といくつかあり、また、果実が薬として利用されてきたことがあるようです。どうやら、いにしえから身近な植物だったようですね。

キササゲ/ウィキペディアの同属植物にアメリカキササゲ、トウキササゲ、オオアメリカキササゲとあり、トウキササゲ以外は花の写真も見られます。でね、本記事のキササゲとは異なった花でしたよ。葉だ、姿だと云ったって花のヨリで見分けてる狸君ですとさ (^-^)

万葉集 12/3127 羇旅發思 度会わたらひの大川の辺の若久木わかひさぎ わがひさならばいも恋ひむかも by 柿本朝臣人麻呂歌集出
渡会の大川の岸辺の若ヒサギではないが、私の旅が久しくなったなら、あの子は恋しく思うであろうな

2026年5月27日

序・春の七草『植物記』

春の七草歌

せり なずな
おぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ これぞ七草

和歌のスタイルで書き記されたのは
室町・足利義満の時代に編纂された
梵灯庵ぼんとうあん袖下集そでしたしゅうが初出

 春の七種ななくさを書けと言う、ハイかしこまりましたとは請合うたものの時間さえあれば如何様にも書けぬ事はないが、実白状しますと頃日どう言う訳か用事輻輳ふくそう、一つ済めばぐ次の一つ、また次の一つと一向に際限がない。チットモ心を落ち付けて筆を執る暇がない。その暇のない間を工面して苦しいけれどその然諾ぜんだくの義務を果さねばならん。仕方がないから大駆足でホンノつまらぬ事を書いてその責を果す事にしました。読んで興味を感ぜぬのは当り前でその辺どうぞゴ免候らえ。七種についてのいろいろの前座講釈はこの処抜きにして短刀直入植物の事に移ろう。

セリ   ナズナ   オギョウ   ハコベラ   ホトケノザ

スズナ:カブすなわち蕪菁。スズシロ:ダイコンすなわち蘿蔔。