2019年12月16日

八隅知之… 45-49 巻一 万葉集

軽皇子かるのみこ安騎あきに宿りましし時、柿本朝臣人麻呂の作る歌

45やすみしし わが大王おおきみ 高照らす 日の皇子みこ かむながら かむさびせすと 太敷ふとしかす 都を置きて 隠口こもりく泊瀬はつせの山は 真木まき立つ 荒き山道やまぢいわが根 禁樹さへき押しなべ 坂鳥さかとりの 朝越えまして 玉かぎる 夕さり来れば み雪降る 安騎あきの大野に 旗薄はたすすき 小竹しのを押しなべ 草枕 旅宿たびやどりせす いにしへ思ひて

短 歌

46安騎あきの野に宿やどる旅人 うちなびらめやもいにしへ思ふに

47くさ刈る荒野あらのにはあれど 黄葉もみちばの過ぎにし君が形見かたみとぞ

48ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ

49日並皇子ひなみしのみこみことの 馬めて御狩みかり立たしし時は来向きむか

新たな4テラHDを画像倉庫にしようと作業してました。800GBの転送です。メッセージどおり、まる1日かかりました。ついでに8インチタブレットの写真を整理して20GBの空きをつくりました。が、こっちは手順前後しちゃったせいか、まだ終わりません。LTEからWifiに切り替えるとアップロードインジケータが点滅しちゃって電池の減りが早いです。ふんなでパチリなし。AC電源をタブレットに繋いだままブログしてました。(^-^)

巻第一の45-49は一つの詩のようによめます。で、5首、あげときました。でね、「あづまのけぶりのてるところて かへりみすればつきかたぶきぬ」と、よまれていたのを「ひむがしの 野炎のにかぎろひの 立所見而たつみえて 反見為者かえりみすれば 月西渡つきかたぶきぬ」と、よんだのは賀茂真淵かものまぶちだとか。際立って美しいかなと…

あっ、12月1日に桜山でパチってきた旗ススキを貼っときましたとさ。(´ー`) ウフフ

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