2019年12月8日

わが里に… 103,104 巻二 万葉集


天皇、藤原夫人ふぢはらのぶにんに賜う御歌一首

103わが里に大雪おおゆき降れり 大原のりにし里にふらまくはのち

藤原夫人のあはまつる歌一首

104わが丘のおかみに言ひて降らしめし雪のくだけし そこに散りけむ

ファミレスで和楽webをちょい覗き。たら、6日付けで「季語が縄文人の声を届ける!月に惹かれ蝶を嫌った、古代日本人の自然観とは?」が、あがってました。

まん中あたりに「桜の花は稲の花の象徴だった?」とあり「万葉集には雪を介した唱和の歌が…」で、たぶんこれだろうと二首あげ、ついでに意訳も… (´ー`) ウフフ

2/103 天武天皇 わが里には、いま大雪が降ってるぞ。めでたいこっちゃ。あなたのいる大原に降るのはまだ後だよ

2/104 藤原夫人 私が住む丘の竜神に言いつけて降らせた雪のかけらがそちらに散ったんでしょう

あっ、月はファミレス帰りです。12/08 26:34 上州藤岡

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