2020年8月2日

夏は夜 月のころはさらなり/枕草子

枕草子 第一段 清少納言

 春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる

 夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし

 秋は夕暮れ。夕日のさして、山の端いと近くなりたるに、からすの寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫のねなど、はたいふべきにあらず

 冬はつとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも、また、さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし

久しぶりの日帰り温泉です。ざっとかけ湯しておそるおそる源泉へ。傷にしみることもなくゆったりと (^-^)

夏は夜。月のころはさらなり… 陰暦だと六月十三日です。温泉を出てから月をパチリ。

矢場で輝いてた月を撮ってました (°-°;

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