2021年8月27日

山の田の稲穂いろづき秋を識り

稲穂に入道雲 処暑/08.26 上州藤岡矢場

魂合はば相寝るものを小山田の鹿猪田守るごと母し守らすも [母が守らしし]
母系社会の母と娘のバトル短歌です ( ̄ ̄□ ̄ ̄;) 語り&解説 上野誠教授

巻十二 3000

霊合者たまあはば 相宿物乎あひぬるものを 小山田之 をやまだの

鹿猪田禁如ししだもるごと 母之守為裳ははしもらすも

「一云 母之守之師ははがもらしし

たまはば

相寝あいぬるものを

小山田の

鹿猪田ししだるごと

母しらすも

「一に云はく、母が守らしし」

二人の魂が合えば一緒に寝ようものを…

山田を荒らす鹿や猪を見張るように

母が私を監視していらっしゃることよ

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