2021年8月25日

文月十八日の月/処暑 23:59

文月十八日の月 処暑/08.25 23:59 上州藤岡

買い食いにコンビニへ。たら、文月十八日の月が空高く昇ってました。まだ生きてます (^-^)

春日山霞たなびき心ぐく照れる月夜にひとりかも寝む 坂上大嬢

朗読&解説 佐々木教授

月夜には門に出で立ち夕占問ひ足占をぞせし行かまくを欲り 大伴家持


巻四・七三五
坂上大嬢さかのうへのおほいらつめ、家持に贈る歌一首

春日山かすみたなびき こころぐく照れる月夜つくよに ひとりかも寝む

春日山 霞多奈引 情具久 照月夜尓 獨鴨念

春日山に霞がたなびいて、ぼんやりと照っている月夜に、独り淋しく寝ることであろうか


巻四・七三六
家持、坂上大嬢さかのうへのおほいらつめあはする歌一首

月夜つくよにはかどに出で立ち 夕占ゆうけ問ひ足卜あうらをぞせしかまくを

月夜尓波 門尓出立 夕占問 足卜乎曽為之 行乎欲焉

月のある晩には門口に出て、夕占をしたり足卜をしたことである。あなたのところに行きたいと思って

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