体感する万葉集【 若菜摘みのひみつ 】上野誠
泊瀬朝倉宮に天の下知らしめしし天皇の代
大泊瀬稚武天皇
天皇の御製歌
1籠もよ み籠持ち 堀串もよ み堀串持ち この丘に 菜摘ます子 家告らせ 名告らさね そらみつ 大和の国は おしなべて われこそ居れ しきなべて われこそ座せ われこそは 告らめ 家をも名をも
巻十 煙を詠む
1879春日野に煙立つ見ゆ をとめらし春野の
うはぎ摘みて煮らしも
巻八 山部宿禰赤人の歌四首
1424春の野にすみれ摘みにと来しわれぞ 野をなつかしみ一夜寝にける
1425あしひきの山桜花 日並べてかく咲きたらば いた恋ひめやも
1426わが背子に見せむと思ひし梅の花 それとも見えず 雪の降れれば
1427明日よりは春菜摘まむと標めし野に 昨日も今日も雪は降りつつ
プレイヤーの「▶」をタップすれば再生します。なかなかに名調子な上野語りです。まず、聴いてみて…
01/0001 : ブログをリンクしときました。万葉集の始まりの歌は… ~若菜摘みの歌~ 上野誠のエッセイランド
10/1879 : うはぎ「菟芽子」はヨメナ(嫁菜)のこと。摘んで煮てそして食べた。歌意に隠れたるとこなし σ(°┰~ )
08/1424 : 野遊びして、食べて飲んで寝落ちした。て、たぶん (^-^)
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