2021年1月19日

十二月には沫雪降ると知らねかも/紀少鹿女郎

実梅 小寒/01.16 上州藤岡

実梅 01.16/小寒 上州藤岡

巻八 1648 紀少鹿郎女の梅の歌

十二月には沫雪あわゆき降ると知らねかも
梅の花咲くふふめらずして

十二月尓者しはすには

沫雪零跡あわゆきふると

不知可毛しらねかも

梅花開うめのはなさく

含不有而ふふめらずして

冬雑歌
紀少鹿女郎きのをしかのいらつめ

万葉の頃から十二月は師走しはすです。もち、陰暦 (^-^)
で、沫雪あわゆきは湿った重い雪のことです。ふんで、難解な含不有而ふふめらずしてだけど…「ふふむ」は「つぼみ」が膨らんだ「かわいい様子」を云うとか。だで、膨らむ前に咲かされた梅の花の歌… に、なるのかも (。_゜) ?

十二月しはすにはまだあわ雪が降ると知らないからであろうか、梅の花が咲くことだ。つぼみのままでいないで…

訳注 by 桜井満  

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