二月二十四日は陰暦だと二月一日です。風はおだやかでたっぷりの陽射し。もう春てな一日でした。
昼過ぎに狸庵を出て庚申山から牛伏山と走って高井戸に抜け、中倉で実梅をパチってから鏑川に行って小白鳥を視てきました。庚申山の南麓でパチった花梅を貼って梅花歌卅二首から序と憶良の短歌です。
序 梅花歌卅二首
天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封縠而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 促膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以攄情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠
818春されば
まづ咲くやどの梅の花
独り見つつや春日暮らさむ
筑前守山上大夫
波流佐礼婆
麻豆佐久耶登能 烏梅能波奈
比等利美都々夜 波流比久良佐武
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