ニュウナイスズメ「♀入内雀」02.04/立春 上州藤岡
2月4日に撮った野鳥の名を教えてもらいました。で、ウェブ図鑑を覗き回って、ニュウナイスズメの雌でいいみたいと…
ウィキペディアに「本種の和名の由来については以下の三説が有名である」と
スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるに斑が無い雀、ということで斑無雀
新嘗雀がなまったものであるとする柳田國男の説
藤原実方が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説がある。宮中に入る雀、で入内雀
どうやら広く分布していて里近くで暮らしているニュウナイスズメのようです
枕草子に「頭赤き すずめ」として出ています。皇居に入れるので入内なのでしょう。と、書いてるサイトがありました。
枕草子 四十一段「鳥は」 ほぼ原文で
鳥は、こと所のものなれど、鸚鵡いとあはれなり。人の言ふらむことをまねぶらむよ。時鳥。くひな。鴫。宮古鳥。ひは。火たき。
山鳥。友を恋ひてなくに、鏡を見すればなぐさむらむ、心わかう、いとあはれなり。谷隔てたる程など心苦し。鶴は、いとこちたきさまなれど、なく声雲居まで聞ゆる、いとめでたし。
かしら赤き雀。斑鳩の雄鳥。たくみ鳥。
枕草子 四十一段「鳥は」 現代語訳で
鳥は、異国のものであるがオウム、大層しみじみ面白い。人が何か言うと、それをまあ真似するそうだ。ホトトギス。クイナ。シギ。都鳥。ヒワ。ヒタキ。
山鳥は、友を離れて鳴かぬので、鏡を見せたら慰められたのであろうか、うぶで、大変しみじみしている。谷をへだてる頃は、切なく思える。鶴は、いかにも仰々しい恰好だが、鳴き声は空まで聞こえる。たいそうめでたいことだ。
頭の赤い雀。斑鳩の雄鳥。たくみ鳥。
かしらの赤いすずめ
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