めぐる季節の野の花たより
ヤマハギ「山萩」
明るい昼過ぎにブラパチしてきました。まず、吉井で朱鷺色葛ときいろくずを撮ってから、山萩ねらいで下日野に移動しました。もう、七、八本しか残ってませんが、それなりに咲いていましたよ。昨日の筑紫萩と見比べれば違いが判ると思います。
巻十 秋の相聞
2252 秋萩の咲き散る野辺の夕露に 濡れつつ来ませ夜はふけぬとも
秋芽子之あきはぎの 開散野邊之さきちるのへの 暮露尓ゆふつゆに 沾乍来益ぬれつつきませ 夜者深去鞆よはふけぬとも
2262 秋萩を散らす長雨の降るころは ひとり起き居て恋ふる夜ぞ多き
秋芽子乎あきはぎを 令落長雨之ちらすながめの 零比者ふるころは 一起居而ひとりおきゐて 戀夜曽大寸こふるよぞおほき
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