関東甲信は6月6日の梅雨入りでした。むむっと… ( ^ - ^ )
巻十 雨に寄す
2262 秋萩を散らす長雨の降るころは ひとり起き居て恋ふる夜ぞ多き
秋芽子乎 令落長雨之 零比者 一起居而 戀夜曽大寸
巻十 雨に寄す
1917 春雨に衣はいたく通らめや 七日し降らば 七日来じとや
春雨尓 衣甚 将通哉 七日四零者 七日不来哉
巻十二 問答の歌
3122 心なき雨にもあるか 人目守りともしき妹に今日だに会はむを
無心 雨尓毛有鹿 人目守 乏妹尓 今日谷相乎
巻十一 問答
2513 鳴る神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか 君を留めむ
雷神 小動 刺雲 雨零耶 君将留
2514 鳴る神の少し響みて降らずとも吾は留まらむ 妹し留めば
雷神 小動 雖不零 吾将留 妹留者
右二首 柿本朝臣人麻呂之歌集出
巻三 長忌寸奥麻呂の歌
265 苦しくも降り来る雨か 神の崎狭野の渡りに家もあらなくに
苦毛 零来雨可 神之埼 狭野乃渡尓 家裳不有國
新古今・巻六・冬歌 藤原定家
671 駒とめて袖うち拂う陰もなし佐野のわたりの雪の夕暮れ
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