めぐる季節の野の花たより
山上碑やまのうえのひを横目に走って昔ながらの丘陵地まで行きました。捩花ねじばなから撮り始めたんですが、暑くて汗が噴いてきました。真夏日だったようです。草原くさっぱらから橡くぬぎの木陰へ避難しひと休み。息を整えてから樹林内へ。で、小楢こならや一薬草いちやくそう、紫式部などを撮りました。暑い暑い観音山かんのんやま丘陵でした。
巻十四 東歌 相聞
3508 芝付の御宇良崎なるねつこ草 相見ずあらば 吾恋ひめやも
芝付乃しばつきの 御宇良佐伎奈流みうらさきなる 根都古具佐ねつこぐさ 安比見受安良婆あひみずあらば 安礼古非米夜母あれこひめやも
芝付の三浦崎にあるネッコ草のように、互いに会わなかったなら、私はこんなに恋い焦れようか…
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