2020年7月23日

田んぼに白鷺

白鷺しらさぎの木をひて飛ぶを詠む

3831池神いけがみ力士舞りきしまひかも 白鷺しらさぎほこひ持ちて
飛び渡るらむ

万葉集 巻第十六 長忌寸いみき意吉麻呂の歌より

池神 力土儛可母 白鷺乃 桙啄持而 飛渡良武

池神の力士舞であろうか。あれ、白鷺がほこをくわえて飛び渡っているのであろうか…
力士舞は伎楽ぎがくの曲名のようです。

二十四節気は大暑です。薄日が射してたんでブラパチしてきました。まず、庚申山を越えて矢場の田んぼへ
あっちに2羽、こっちに3羽と白鷺が5羽いました。弥生の銅鐸にも刻されている神々しいお方です。ヒキを主に20ショットほど。口角の切れ込みが長いんで、たぶんダイサギだろうと思います。が、十分に観察してからじゃないと… たんにシラサギ(白鷺)とよんでおきます。(^-^)

現代の省力化農法でエサの少ない田んぼにも白鷺は来てました。弥生人や万葉人の頃ならもっともっと身近な白鷺だったのかなと。それに何故か懐かしさがこみあげてきて… (^-^)

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