2021年2月13日

4516 新しき年の始めの初春の…

巻第二十 4516 天平宝字三年春正月一日
因幡国庁にしてあへを国郡の司等に賜う宴の歌

あらたしき年のはじめ初春はつはるの今日降る雪の
いや吉事よごと

右の一首はかみ大伴宿禰家持作れり

あらたしき 年乃始乃としのはじめの 波都波流能はつはるの
家布敷流由伎能けふふるゆきの 伊夜之家餘其騰いやしけよごと

この日は元旦と立春が重なる歳旦立春だったとか
それに豊年の瑞兆の雪も降ってたようです
めでたしめでたし… 万葉集はこの歌で終わります

陰暦だと正月二日、ちょちょっと出て、花梅や白花たんぽぽ等を撮りました。で、「新しき年の始めの初春の…」とやり始めたらグラリです。福島県沖M6.7とか。けっこう揺れてびびっちゃいました

白花たんぽぽ 立春/02.13 上州吉井

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