卯の花の 匂う垣根に
時鳥 早も来鳴きて
忍音もらす 夏は来ぬ
五月雨の 注ぐ山田に
早乙女が 裳裾濡らして
玉苗植うる 夏は来ぬ
橘の 薫る軒端の
窓近く 蛍飛び交い
おこたり諌むる 夏は来ぬ
楝ちる 川辺の宿の
門遠く 水鶏声して
夕月すずしき 夏は来ぬ
五月闇 蛍飛び交い
水鶏鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ
2番の歌詞に「早乙女」とあります。元は「賤の女」でした。で、ググリのパクリを↓ (^-^)
賤の女「しづのめ」また、山賤「やまがつ」:山人、野卑な田舎者、などといった表現は、本来貴族言葉です。貴族社会の成員からそれ以外を、無意識のうちにも侮蔑して眺めた時の言い方です。卑下して用いる場合以外、貴族階層以外の者には使える言葉ではなかったはずです…
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