土師神社へと歩いてたら入内雀と逢えました。10羽ほどの群れで雌雄混じりでした。縦は清少納言が「かしら赤きすずめ」とした雄です。横は雌です。スズメの頬にある黒斑がありません。ヨレれば見分けられますよ。で、二羽写っている三枚目の左側が雌で、枝被りになっちゃってるのが雄です。スズメと同じような色ですね。雌は黄色っぽい地味な色をしています。これが撮りたかったんです。
入内雀は斑無雀や新嘗雀とも表記されてるようです。斑無雀の柳田説を…
『野鳥雑記』柳田國男 青空文庫
雀の一種にニュウナイスズメというのがある。関東東北ではワタリスズメ、静岡県でタビスズメ、近畿地方でセンバスズメ、中国九州でホウライスズメ、またはムレスズメといい、『言海』には支那で黄雀というのがそれだとある。この方は頬ほっぺたに黒斑がないから、ニユウナイのニュウは即ちこれを意味するかと思っている。大和でも柳生地方、及び四国西部の東宇和郡の山村などは、このニュウナイのことをイタクラスズメといっている、、、
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