2020年9月15日

3816 恋の奴の…/穂積皇子

宮城野萩 09/15 上州藤岡緑埜 宮城野萩 09/15 上州藤岡緑埜 宮城野萩 09/15 上州藤岡緑埜

宮城野萩 白露/09.15 上州藤岡緑埜  

九月十三、十四日と大阪府泉佐野で遊んできました。帰路、長野県塩尻でひと休み。たら、カーラジオから万葉集… 宴席歌と…

万葉集 巻第十六 穂積皇子ほづみのみこの御歌

3816家にありしひつかぎをさめてし
恋のやつこの つかみかかりて

◎右の歌は、穂積親王が宴会の時に酒がたけなはになると、好んでこの歌を誦ずるのが、いつもの例であった…

家尓有之いへにありし 櫃尓鏁刺ひつにかぎさし 蔵而師をさめてし 戀乃奴之こひのやつこの 束見懸而つかみかかりて

「三宝の奴」なら知ってるんだけど「恋の奴」とは…
以下、妄想交りでちょっとだけ書いときます

高市皇子たけちのみこの宮にいた但馬皇女たじまのひめみことデキちゃったんさ
が、バレちゃって、志賀の山寺で謹慎してろと…
あの娘は死を賜わっちゃうし… もう恋など…

万葉集 巻第ニ
但馬皇女の薨りましし後、穂積皇子、冬の日雪のるに遥かに御墓みはかを見さけまして悲傷流涕して作りませる歌

203降る雪はあはにな降りそ
吉隠よなばり猪養ゐかひの岡の寒からまくに

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