2014年2月20日

雪と御荷鉾山

大雪残りの藤岡上大塚から御荷鉾山を

大雪残りの藤岡上大塚から御荷鉾山を

陽射しはたっぷりでしたが、最低気温が-3.5℃で、最高気温は6.3℃とちょっと寒い日でした。で、また、9日に撮った写真です。一番後ろに写っているのが御荷鉾山です。その手前、右側の鉄塔の背後が子王山で、地名だと高山になります。19日の報道で "続く停電「早く日常を」孤立した群馬・藤岡市高山地区" とあったところです。で、ここ、狸の遊び場のひとつです。春のスミレを手始めに、夏の擬宝珠、秋のノコンギクまでの期間は時間をつくっては往っとります。ただ、中組を過ぎた辺りから、ぐっと勾配がきつくなります。そこに歴史的豪雪です。そりゃ孤立しちゃいますだ。 (。>_<。)

神流川紀行

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...上野を出た汽車が深谷や本庄を過ぎて新町で停まった時、さっきから左側の窓の往手に見えはじめて、今では風景の正面に一際大きく目立っている二座の美しい乳房のような山がどうも気になって仕方がないので、ちょうど眼の前のプラットフォームに立っていた一人の若い駅員をつかまえて、その山の名を訊いたことがある...

ヤシュウスミレ 神流川紀行は尾崎喜八詩文集巻5で読めますが狸君は持っとりません。で、まぁ、いつもの...。 (^_^;

二座の美しい乳房のような山" てぇのが御荷鉾山のことです。子王山の後ろの鍋蓋のような乳房が東御荷鉾山で、隣りの美乳が西御荷鉾山です。ですが、さらに右隣に、ふくらみかけた乳房が見えます。鬼止気山です。東、西、それに、鬼止気を併せて御荷鉾山とよんどります。サムネイルは 2012年を最後に姿を消した御荷鉾山の野州菫ですだ。 (;-_-;) ウーム

父不見ててみえず御荷鉾みかぼも見えず神流川かんながわ 星ばかりなる万場まんばの泊り by 尾崎喜八 神流川紀行より

3 件のコメント:

vol さんのコメント...

ヤシュウスミレ すばらしいです~~!! フイリフモトですか~
いちばんきれいなときですね。
姿消しちゃったんですか。株が終わった?
わたしは2012年に長野で花が終わったのをみたことがあるだけです。花が見たいです~~~。

ふーちゃん さんのコメント...

片親は斑入り麓菫だと思います。だで、斑入り野州菫ちゅうのがいいんかも。たしか、同定者の物臭狸はそう書いとったょうな...。
で、野州菫は御荷鉾スーパー林道にある神流川紀行の碑の近くの路傍で咲いていました。舗装面より、ほんのちょっと上の路肩部です。
が、道路の維持管理てぇことで、路肩もばっさりと削られちゃいました。去年のことです。たぶん、けずった土と共に谷に落とされちゃったんだと...。(ρ_;)

でね、昨日からサルベージをして苗場黄菫を救出しました。
あと、初めて撮った桜菫なんてぇのもでてきて嬉しいです。たしか、野州菫を始めて見たのは苗場黄菫のあとだったと思います。とすると、サルベージすればでてくるかもしれません。探してみます。出てくれば記事にして投稿するつもりです。

週刊菫曜日に触発されてサルベージしました。ありがとうございます。
ですが、ブログだと写真添付ができないんで、volさんのTW か FACEBOOK に苗場黄菫を貼っときます。

vol さんのコメント...

一秋さんという心強い方がいらっしゃいましたね~。
寿命前に消えてしまいましたか。残念ですね~。まだ数年大丈夫そうなのに。
サルベージ成功とのことで あっ!貼ってあるみたい
では~~